スーパー占い師インタビュー☆オルフェウス純先生 vol.3
■プロフィール
オルフェウス純(竹原浩)先生
スーパー占い師養成講座1期生
現在、占星術やタロットを活用した家族・子育てカウンセラーとして活躍中。
『占星塾の占い心理カウンセリング』
http://www.senseijyuku.jp/
【家族カウンセリングの中で、見えてきたもの。】
●占い師として、主にどんなことを占われたのでしょうか?
最初はビジネスが多かったですけれど、家族問題、教育問題ですね。
僕自身の関心が家族にいったせいもあるんですけれど。
大抵奥さんがまずいらっしゃって、夫婦関係であったり、子供さんの問題を吐露するんです。
例えば、最近あったケースだと、お父さんが典型的な○○座で、そこに4個か5個天体が入っていて、
息子もXX座に4個か5個のケース。
お父さんとしては、子供がなんで勉強しないのかが、全く理解できない。
自分はすごく勉強できる人で、「なんでお前は勉強やんないの?」って、もう毎日責めるんです。
「お前はこの俺に恥を掻かせている」、「お前がなんで勉強しないのかわからない」って。
すると、XX座の息子は、どんどんお父さんに背を向けていく。
お父さんとの良い人間関係が出来ていないのに、勉強の事をいわれても、息子としては聞く耳をもたないですよね?
一方、奥さんは、□□座に5個。
息子と本来相性は良いはずなのに、バランスを取るために、お父さん側についていた。
お父さんの言うことも解るし、かといって愛情も与えたい。
そして、間をとって、愛情をダシにして勉強やらせるみたいな感じでした。
そういったことが、ホロスコープにそのまま出ていたりするんです。
●すごいですね。
親子を診ていて、やっぱり凄く多いのが、親子の愛情を餌に勉強させる行為です。
「勉強しないと愛さないよ」みたいな、条件付きの愛ですね。
占いに関係なく、「0点取ってきたからもう愛さない」とかはやめて欲しいんです。
結局そういう事してる例がかなり多いと思うんで、そこはなんとか伝えたい。
かといって、愛情って、息子が人殺しをしてきてもかくまうとかではないと思うんです。
愛情は全く変わらないけれど、でも自主はしろよとか、刑務所に入ったら差し入れはいくよとか、
待ってるからちゃんと更生して出ておいでとか、そういうことです。
愛情がベースになった上での勉強しなさいならいいですけど、それが勉強しないからお母さんイライラして辛く当たるとか、
そういう事になっちゃってるんですよね。
で、そういうことをその奥さんに伝えたら、結構衝撃的だったようで、わかったって言って下さったんで、良かったです。
結構色んなカウンセラーのところにいってたり、
イタコさんに息子の霊を降ろすみたいな感じで除霊までしてもらっていたようです。
それでもうまくいかないんで、どうしたらいいんだろうって。
結局は、イタコさんの言ってる事と僕の言ってる事がほぼ一緒だったらしいので、なおさら信用してもらえたってのもある。
●スピリチュアル的にも西洋占星術的にも同じことを言われてしまったら、信じざるを得ないですね。
凄く驚いていました。
●誰でもそうだと思うんですが、自分と他人とは違うということを頭では理解しているけれど、
どう違うのかを具体的な形としては見えないですよね?
それがホロスコープでは、その違いがばっちり出てしまう。
そして、違うんだからどうしよう、どうやって理解しあえるのかって意識になる。
私は○であなたは■。
相性が合わない中で、「じゃどうやってうまくやっていくの?」っていう認識で夫婦関係をスタートするのと、
「なんでこの人こんな風にいうのかしら?」って思いながら10年続けてしまうのとでは、人生が全く変わってきますよね。
お互いが分からなくて漠然としたまま続けてしまうと、どんどん気持ちが離れていっちゃう。
それはホロスコープでお互いの個性の違いを知った上で結婚していたら、
なんかいい方向に進めるんじゃないかと、その夫婦を見ていて思いましたね。
vol.4 に続く
■vol.1〜最初は占いなんて、全く興味がなかった。でも・・・。
■vol.2〜アルフォンス・タロットに感動。そして、占星術の魅力。
■vol.3〜家族カウンセリングの中で、見えてきたもの。
■vol.4〜1人1人の才能のありか。人間の面白さ。
■vol.5〜心理学をこえる、西洋占星術の優れた点。
■vol.6〜タロットの心得。より良い使い方とは?