スーパー占い師インタビュー☆オルフェウス純先生 vol.6

■プロフィール



オルフェウス純(竹原浩)先生
スーパー占い師養成講座1期生
現在、占星術やタロットを活用した家族・子育てカウンセラーとして活躍中。

『占星塾の占い心理カウンセリング』
http://www.senseijyuku.jp/


【タロットの心得。より良い使い方とは?】


●続いて、タロットに関する質問です。タロットを実践してみた感想は?

まず、家族にはやらない事にしています。


●あっ、それ、僕も同じです。

うん。実は、一番最初に占ったのが娘だったんですけど、その時の違和感を忘れられなくて。

娘はイラストが好きで、通信教育をやりたいと言ってきたんです。
で、その中に漫画家養成コースとイラストレーター養成コースってのがあって、 僕としては、彼女の向き不向きを考えれば、絶対漫画家養成コースにして欲しかったんですよ。

そしたらその通りのカードが出て、「ほらな、やっぱ漫画家コースだね」って。

ところが、娘は頑なにイラストレーター養成コースを主張するんです。
いやはや、「タロット切ったら漫画家養成だから、こっちだろ」って言った時の娘の表情がね…。


●その体験、よくわかります。

あと、嫁さんがですね、絵画セラピーっての習ってるんですけれども、それをビジネスにしたらどうかとか占ってみたら、 全然いいのでなくて、そら金になんないんじゃないかって言うと、嫁さんやっぱり怒るんですよ。

だって、占うまでもなく、どうみたって金にならないし、そら趣味としてはいいけれどっていうんだけど、 嫁さんとしては納得いかない。「いいカード出して欲しい、出せ〜」 って。

でも出ない。質問変えても出ない。そういうのって辛いですよね。

結局それも、嫁さんを別の先生のところに行かせて、 「それはもうお金にならないですねえ、自分の本人の満足だったらいんですけど」って、 他人にズバリ言われないと、納得できないんですよ。

だから、キリストが自分の生まれ故郷を布教出来なかったのと一緒で、 家族を占っても、言うこと聞いてくれないんじゃないかなと。


●家族って、相手をよくわかっている分、良い意味でも悪い意味でも当たり過ぎちゃうんですよね。 で、ちょっと言い過ぎちゃったかな、ここまで言う必要なかったなみたいな経験が、僕にもあります。

距離感が大切だと思います。
だからこそ、初対面の人が、実際に占ってくれた内容を実行してくれているのかなあ、実行して欲しいなあと思いますね。


●占星術とタロットをどう使い分けていますか?

タロットは、質問命みたいなところがあると思います。
質問を深くしたり、角度を変えていくと、タロットを切る以前に問題が解決してしまうって経験が凄く多いです。

基本、まずホロスコープで先に診て、その後で、実際具体的に迷ってる事があったら、タロットを切ってます。

あと、やっぱり、いかに伝えるか、言葉が大事ですね。
下手な伝え方をすると、都合よく受け取られてしまう時があります。

「そういうつもりでいったんじゃないんだけど。もっと大事な事言ったつもりなんだけどなあ」と思うときがある。

占い師って、結局その話す技術、伝える技術が一番重要だと思いますね。


●おっしゃる通りです。今日は深いお話、ありがとうございました。

ありがとうございました。


2007年3月、恵比寿にて。
(聞き手・文責)スター☆ライト


■vol.1〜最初は占いなんて、全く興味がなかった。でも・・・。
■vol.2〜アルフォンス・タロットに感動。そして、占星術の魅力。
■vol.3〜家族カウンセリングの中で、見えてきたもの。
■vol.4〜1人1人の才能のありか。人間の面白さ。
■vol.5〜心理学をこえる、西洋占星術の優れた点。
■vol.6〜タロットの心得。より良い使い方とは?



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