スーパー占い師インタビュー☆オルフェウス純先生 vol.5
■プロフィール
オルフェウス純(竹原浩)先生
スーパー占い師養成講座1期生
現在、占星術やタロットを活用した家族・子育てカウンセラーとして活躍中。
『占星塾の占い心理カウンセリング』
http://www.senseijyuku.jp/
【心理学をこえる、西洋占星術の優れた点。】
●先生は心理カウンセラーとして心理学も学ばれたわけですが、お客様の話を聴くという点では、占いもカウンセリングも同じです。
心理学だけのカウンセリングと占星術のそれとは、どう違うのでしょうか?
そうですね。心理学も占星術も、どちらも一つの世界観ですよね。
で、これは心理学を軽く見る訳じゃないですけれども、心理学ってたかだか100年か200年くらいなんです。
一方、占星術は、3000年、4000年という歴史の蓄積がある。
もちろん心理学の勉強を知っていた方が、逆に占星術の歴史の深さ、その良さを実感できると思います。
ただ心理学は、一生懸命科学的に解ろうとしている「もどかしさ」というか、頑張ってる感っていうのはあるんですけれども、
占星術はそこを飛び越えた伝統の力で、相手のより中心に深く速く届く感じがします。
●科学的に考えると、占いなんてウソだと、脳科学系の心理学者はいうわけです。所詮、バーナム効果だ、と。
「人間は一度ある世界観を認めてしまえば、それに都合の良い情報しか脳は認識しようとしない」みたいな、そういった考え方があります。
その点については、どうお考えでしょうか?
僕はね、占いが本当に当たるのかどうかって事はとりあえずおいておいて、目の前に来た親子が楽になるとか、
実際勉強が出来ないってだけで、親からいじめられてる子供が勉強するようになれればと思って、占いしています。
ただやっぱり、やればやるほど占星術の力を確信するというかね、やっぱり凄く有効だなとは思います。
これが信じるという事なのかもしれないですけれど。
でも、例えば、心理学だと、会話セラピーや論理療法などで、クライアントの言葉から類推してこうじゃないですかっていう
スタイルですよね?また、絵画や箱庭を使ったやり方もあります。
要するに、心理学もその過程で、言葉の連想なり何かしらの素材なりを使ってお話ししながら、セラピーしていくわけです。
ということでいうと、占星術の場合、それが別にホロスコープになっただけ、タロットの場合は、カードになっただけ。
ホロスコープには、3000年ぐらいの歴史があるって事を考えると、
クライアントと話すときに、題材としては非常に優れてるんじゃないかと思いますね。
もちろん、僕はまだ経験が少ないせいかもしれないですけれども、一度ホロスコープ見ただけではなるべく決めつけないようにしてるし、
インスピレーションがわかない事もあります。
「何か問題ありますか?」と色んな話を聞いてくなかで、ホロスコープの中から問題が浮かび上がって来る、そういう感じですよね。
●なるほど。
あと、西洋占星術の面白さって、色んな人が提供していて、色んな学派があったりして、
本もたくさん出ていているところでしょうか。
この人しか学べないっていうものだと、ちょっとそれは勉強のしようがない、批判も出来ないですよね?
西洋占星術は、学問として凄く開かれていて自由な感じ。
その中で自分の位置を持てたり、独自性を持てたりできる。
ある意味、わけがわからない、答えが出ないときもあるけれど、面白いから勉強しがい、研究しがいがあります。
●ツールとして優れているってことなんでしょうか?
それはもう、今は凄く実感してますね。もう確信得てますね。確信を得てます。
●それでは、今後占星術をどういう形で生かしていきたいと考えていますか?
もしも、各個人が自分のホロスコープを分かった上で生きていったら、かなりレバレッジの効いた人生を歩めるだろうと思うんです。
あと、必要以上に他人を憎むとかもなく、凄く人間関係が楽になるんじゃないかと。
お互いのホロスコープを知っていれば、夫婦間でも子供に対しても、より愛情が深まると思うんです。
普通のカウンセリングよりも、もっと速く、1回受けただけでという形で、
人間関係の変な緊張関係を解ければいいなと。
だって違うんですもん。ホロスコープを伝えるだけで、こんなに違うんですよ?
「あなたが話したいこと話したら、全然お子さんに通じてませんよ」って事を伝えるだけでも、
かなり世の中の役には立てるなと感じています。
一個ずつ家庭を良くしていきたい。そのツールを、情報を伝えていきたいと思いますね。
将来的には、できれば組織的に。一人じゃ限界ありますから。
で、そういう願いもこめて占星塾といって、「塾」と銘打って、
組織的に家族や子供の教育をサポートする会社にできたらなあって思います。
まずは、一人ずつ、一人でやってますけれども。
イメージとしては、明治維新というか、幕末の寺子屋みたいな感じで、
生徒が世の中を変えていくっていうような、そういう人材を輩出できたらいいなと思います。
西洋占星術的な知識を持った上で、自己解放して、凄く勉強もして、勉強も出来るようになって欲しいです。
vol.6 に続く
■vol.1〜最初は占いなんて、全く興味がなかった。でも・・・。
■vol.2〜アルフォンス・タロットに感動。そして、占星術の魅力。
■vol.3〜家族カウンセリングの中で、見えてきたもの。
■vol.4〜1人1人の才能のありか。人間の面白さ。
■vol.5〜心理学をこえる、西洋占星術の優れた点。
■vol.6〜タロットの心得。より良い使い方とは?